[ 家族で行くスキー場 ] - [ エーデルワイス・スキーリゾート ]
2001年1月、このスキー場を始めて訪れた。
当日群馬や福島の方は嵐になるかもしれない、という予報を聞き、
天気の良さそうな栃木にある、ファミリー向けという噂を聞きつけて、
殆ど事前知識もなしに出掛けた。
そういえば大分昔にメイプルヒルに行ったことがある。去年、ヤバいという噂の中、
マシンを止めて天然雪でのみ細々とやったらしいが、今年はついに営業休止らしい。
鶏頂山も営業休止らしく駐車場の入口は雪がどっさり積もり入れない。そんな中唯一
生き延びているここは、3つのスキー場分のお客を集めたかのように混んでいた。
勿論小学校がお休みの日だったので、それが原因かもしれないが、9時半についた時には
ずいぶん遠くの駐車場に車を置くことになった。
リフトは5分待たない程度。待ち時間はそれほど気にならないが、何故だろう、ゲレンデに人が多い。
機動力がコースレイアウトを上回っているせいなのか、はたまた、どこのコースを通っても必ずある
八方の「真空管」のような細くなる部分と漕がなくちゃならなくなるような平らな部分とのせいなのか、
ゲレンデとレストハウスはとにかく混んでいる気がした。
機動力は先に書いたとおり、ゲレンデレイアウトに対してかなり高いと思う。
また前述の平らな部分というのも、逆に読めば、始めてスキーを履かせるには持ってこい。
特に5度の斜面がひたすら400m続くファミリーゲレンデは、
コース内にスキー専用として区切られた箇所もあり、
手放しで子供を滑らせても、そうは加速しないし追いつけるし、安心できる。
しかしレストハウスから見て、「登らずに乗れる」リフトは第1クワッドと何とか第2ファミリーペアだけ。
それ以外はレストハウス前のちょっとした斜面を登らなくてはならない。
ファミリーゲレンデに掛かる第1ファミリーペアもかなり登る。いや、大人にはそうでもないのかも
しれないが、私の長男(5)もすっかりへばってしまうほどだった。天気も陽気も良いポカポカした日、
お弁当を持って第1ファミリーペアリフトの乗り場近くで座って食べるのならいいかもしれない。
一日ファミリーゲレンデに陣取り、子供を何遍も何遍も滑らせるのだ。レストハウスまで行ってはいけない。
また登り直さなくてはならない。
スノーボードはファミリーゲレンデの一区画とモーグルバーンを除いては全て滑ることができる。
が、ボーダーはその割に多くない。ファミリーが圧倒的に多く映る。極楽なステディなカップルは
皆無だったように思える。
クロスコースと名付けられたジャンプ台(テーブルトップ等)などのトリッキーな
パフォーマンスエリアあり、エア台をいくつか備えたモーグルバーンありで、
大人のやる気をそそる風に見せるが、それ以外の場所で、ちょっと子供をカミさんに
預けてカービングで飛ばそう、などと考えると結構がっかりさせられる。
均一なアングルの緩い斜面で、子供に教えるのに徹したほうが無難である。
(15-JAN-2001 wrote)
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