[ 家族で行くスキー場 ] - [ ノルン水上スキー場 ]
関越水上ICを降りるとすぐにノルンの立て看板をいくつも見かける。
実際その矢印通りに進むと10分もしないうちに駐車場に着いてしまう。とても
インターから近い、便利なスキー場だ。
1990年代にできた新しいスキー場で、リゾートホテルを一緒に立てたわけではないので、日帰り向けにできている。
各施設は新しいということもあるがどれも機能的で清潔。おみやげもここオリジナルのものが
結構良さそうだったりして目をひく。
私が子供と一緒にここを訪れたのは、長男が4歳だった2000シーズンのこと、
長男と二人で出かけた。
この頃の長男は、緩い斜面をプルークのスタンスで止まる、ということを覚えたばかりの頃。
ターンはおろか、行きたい方向にも行けないし、ちょっと急になるともう転ぶ、という状況だった。
ノルンは新しい。新しいスキー場というのはご存知の方も多いと思うが林間コースばかりだ。
これはスキー場を作る際に伐採できる森林の量が、以前に比べて格段に減ってしまったからだ、
と聞いたことがあるが、とにかくノルンも林間コースが主体のスキー場だ。
つまりはどのコースを選んでいってもバーン1枚1枚がそれぞれ狭い訳だ。
ここはきっと、スキーヤーよりもスノーボードやスキーボード(ファンなショートスキー系)の方が多い。
スノーボードやスキーボードが実際、スキーとは全く違うラインを取る物だという事はここで語るような
内容ではないが、そんな場所に、5m程度真直ぐ滑っては転ぶ、という子供を連れてくるべきではなかった。
しかも狭い林間コースである。
いや、ノルンは新しく機能的で清潔で、良くできているスキー場である。
ノルンは悪くない。そんな場所に長男を連れていった私がいけないのだ。
(19-JUN-2001 wrote)
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