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[ 家族で行くスキー場 ] - [ サエラスキーリゾート尾瀬 ]


新しいのに何故か地味なスキー場、ここサエラは関越沼田ICを降りた国道120号沿いにある。 周囲には尾瀬岩鞍やかたしなといった有名なスキー場があり、立地的には悪くない。

サエラにアクセスするにはサウスウィングとノースウィングの2つのアプローチロードがある。 国道120号で片品・尾瀬方面のスキー場を分ける鎌田交差点の数キロ手前で分岐するとサウスウィング、 鎌田交差点の先で分岐するとノースウィングに出ることになる。

私がここを訪れたのは'99-'00シーズンのこと、我が家といとこ数人を引き連れて行ったのだが、 サエラに白羽の矢を立てた理由は、バイク好きのいとこが「スノースクートをやってみたい」 というリクエストを挙げたからだ。ここはまだまだ数少ない、スノースクートのできるスキー場である。
結局当日いとこはスノースクートをやらなかったものの、幾人かのスノースクート・ ライダーは確かに格好良く目立っていた。なかなか新鮮な光景だった。

私たちがアクセスしたのはサウスウィング。つまり片品・尾瀬方面の分岐に至る前、 小さな山道へと分け入った。ここサエラは国道から良く見えることもあって「さぁ着いた」 と思いながら駐車場を探すが、行けども行けどもスキー場に辿り着かない。 サウスウィングへのアプローチは、細い一本道を延々と走らなくてはならないのだ。 私たちが行ったのは3月だから良かったが、雪の多い時には国道よりも整備状況が悪そうなので、 ともするといささか苦しむことになるかもしれない。

サエラのメインエントランスはこのサウスウィングである。 2階建てのセンターハウスにはレストラン、ショップ、更衣室を備える。 逆にノースウィングの方は更衣室を備えるこじんまりしたレストランがあるだけである。 それぞれの正面ゲレンデも雰囲気が異なる。ここのゲレンデは全て星に関する名前をあしらっているが、 サウスゲレンデの正面に当たるミルキーウェイは華やかだ。 もっとも多くのスキーヤー・スノーボーダーがここを滑る。 逆にノースウィングに面するスターライト、トゥインクルといったコースは 少し大き目のロコ・スキー場のような雰囲気、よくいえば水上高原のような落ち着いた雰囲気とでも言おうか。 そんな雰囲気と同時に、混雑度もサウスウィングに比べるとずいぶん低い。 サウスウィングとノースウィングは互いに行き来が可能なので、 ベースをどちらにとっても構わない。空いている穴狙いならノースウィングといったところだ。

ここは日帰りスキー場である。スキー場の周囲に宿はない。 サエラで泊りがけを考えるなら少々近隣に点在するペンションか、 片品・尾瀬方面に向かった旅館街ということになる。が、ここは一日いれば充分である。 もし泊まりで訪れたなら、きっともう一日はかたしなや岩鞍へ出向こうと思うに違いない。
というわけで帰り道である。帰り道に待ち受けるドラマは両ウイングで全く異なる。 ノースウィングは鎌田の交差点よりも先にある関係上、 国道120号に出てからどうしても片品・尾瀬方面との合流で渋滞に巻き込まれやすい。 ただ、片品・尾瀬方面の道とは違い、交通量が丸沼から帰る車だけなのでそう極端な渋滞ではないように思う。 サウスウィングの帰り道は件の細い道を延々下りて、鎌田より下で国道120号に合流する。 一見よさそうなのだが、鎌田から先の国道120号というのはだらだらとした車の隊列が長々と続くのである。 これが途切れることなく続く。ちなみにサウスウィングから国道120号に出る交差点というのは 信号がなく一時停止である。ここまで書けばもうおわかりいただけると思うが、 なかなか国道に出れない!ということを覚悟されたい。 現にかたしなからの帰り道、その交差点でいつまでたっても出てこれない車たちを 眺めることが良くある。サエラでサウスウィングに止めてしまったら、 クラクション覚悟で突入するのだ。

(19-SEP-2001 wrote)

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