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[ 温泉って大事 ] - [ 湯テルメ谷川(群馬県水上町) ]


谷川温泉をご存知だろうか。
かの有名な谷川岳とは異なり、水上町の中心あたりから西へ、急勾配の細いつづら折れを何キロか登って行った先にある。
集落、といった呼び方がふさわしいほど旅館街が固まって存在している。さらに「ホワイトバレー」というスキー場を備えていたりもする。名前だけなら聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれない。

そんな谷川温泉の中にある湯テルメ谷川は、何故か有名である。谷川温泉にある旅館の名前が一つも出てこなくとも、この日帰り温泉施設の名前は、水上地区のスキー場を訪れるスキーヤーには深く知られているのだ。

水上はそれこそ水上温泉郷といういくつもの温泉を抱えているのに、ここに集まるスキーヤーは多い。何故だろうといろいろ考えたのだが、水上温泉郷には他に日帰り温泉施設がないからではないだろうか、との結論に至る。水上温泉郷の多くの旅館が日帰り入浴として温泉施設を提供してはいるが、やはり日帰り温泉施設として提供された温泉のほうが心おきなく利用できるのではないか。浴衣の宿泊客に交じってばたばたと風呂に入りジーパンで上がっていそいそと帰るのはどことなく落ち着かない。
故に水上のスキーヤーは湯テルメ谷川を目指す。

ならばここで水上温泉郷の中に日帰り温泉施設を作ってしまえば、と考えるのはやはり我々バブル世代の哀しきサガ。時代は違う。止めておいた方がいい。(余談)

では実際、湯テルメ谷川はどうか。
規模は大きくない。施設も決して新しくない。レストランのような食事を提供する施設も全くなく、アイスとジュースの自販機が並ぶ休憩室があるだけだ。浴場とその休憩所以外には居場所もないので、一風呂浴びてくつろいだら早々に引き上げることになる。
規模の大きくない割には、さほど混雑した感じがしない。これはもともと駐車場のキャパが小さいためで、入りたくても入れないのである。スキー帰りでもっとも混雑する夕方は、駐車場の出入口が車が1台しか通れないため、入る車と出る車で混乱することがある。
そんなわけで洗い場で待たされることもそうはないし、のんびり入れると思う。ただ、脱衣場があまりにも小さい。籠がないことが時としてある。
露天風呂は、内風呂を出たあと長い階段を下りて行く。男女の境を竹の垣のようなもので遮ってあるが、私の妻曰く、階段を上り下りしている姿は互いに見える!という。私は見たことはないのだが、思い出してみると確かにそういう構造かもしれない。奥利根やノルンあたりのスノーボーダーが狙い目か……。

入浴後はセブンティーン・アイスでも舐めて帰るのが関の山だが、帰りの車で気付くはずだ。温泉のにおいが車内に充満し、それがずいぶん長いこと持続するのだ。
これは実に心地いい。だいたい月夜野あたりから始まる長い長い渋滞も、このにおいに浸っていれば癒されるというものである。

    ≪帰りに立ち寄れそうなスキー場≫
  • ホワイトバレー
  • 谷川岳天神平
  • 水上奥利根
  • 水上宝台樹
  • 水上高原
  • 水上藤原
  • ノルン水上(からはちと遠いか....逆方向)
    等....
(26-SEP-2001 wrote)

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