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[ 温泉って大事 ] - [ 彩花の湯(栃木県塩原町) ]


塩原温泉郷は日本でも有数の温泉地だ。ハンターや鶏頂山、会津高原などといった地域の経由地になるここは、何箇所にも点在する旅館街とその旅館の数の多さに圧倒されるが、何故か日帰り温泉施設が少ない温泉地である。

もみじ谷大吊橋に程近いここは、塩原温泉からの帰り道、山を降りてきた終わり近くにある。つまりここに辿り着くためには、塩原温泉からの渋滞にはまってくる必要がある。
敷地内に入るといくつかの建物があることに気付く。食事処であったり喫茶であったりと多彩に揃っているが、温泉は一番奥、一段高いところに立っている。
この温泉の近くには車を置くスペースが少ない。もちろん全体的にはなかなか広大なスペースがあるので停めるところがあるのだが、下の方に停めると坂道を登らなくてはならない。そうなるとやはり温泉の近くに停めたいと思うのが人情というものだろうか。

温泉は若干臭いのあるお湯で、ゆっくりと落ち着ける。大人700円という値段ながらサウナまである。2000年にできたばかりで清潔感もあり、機能的に作られている感はある。
露天風呂ももちろんある。夜なら澄んだ空気の中満天の星空で、ということになろう。この辺りは紅葉でも有数の地区なので、紅葉の時期には雄大な景色に包まれて、といきたいところだが、残念なことに垣が高くて周囲の山々はそれほど見えない。雪のシーズンも雪景色の中で、と思う向きもあろうが、残念ながら大半は空である。やはり多少外から見えてしまっても大自然の中で、という方が醍醐味といいたいが、温泉の雰囲気・イメージアップに繋がる若い女性客を多く呼ぶためにはこれは仕方なしなのだろうか....。

しかしながら冒頭にも書いた通り、この周辺に日帰り温泉に限った施設が少ないせいか、スキーシーズン中は混雑することが多い。洗い場の数も限られており、スキー場近くの日帰り温泉施設ではよく見かける光景になってしまったが、裸で立って洗い場を待つ、というのも何とかしたいものである。
ちなみに、紅葉のシーズンに訪れた時、何故だろうやけにガラガラで、とてものんびりと長湯をしてしまった。スキーシーズン中もこうであればとても嬉しい。

館内にも休憩所で食事ができる。他の建物に食事処もあるので、レストランなど食事のアテの少ない塩原地区だけに、ここで食べて行ってしまったほうが気は楽である。どうせここで食べなければ、交差点のガストか大谷のPAあたりになりがちなのだから。

「道路も渋滞しているし、温泉入ってメシでも食って行こうか」という考えも良くあるパターンだが、ここの場合渋滞をその発生ポイントのほぼ近くまで付き合わないといけない、温泉でも洗い場で渋滞、帰る頃には渋滞もはけているが、実は温泉街まではけている、といった口惜しい気持ちにさせる立地である。

    ≪帰りに立ち寄れそうなスキー場≫
  • ハンターマウンテンスキーボウル塩原
  • エーデルワイススキーリゾート
  • 会津高原の各スキー場
(22-OCT-2001 wrote)

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