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[ 子供と一緒にどこ行こう ] - [ 初めてスキー場に連れて行ったこと ]


子供が産まれて初めてスキー場に連れて行ったのはいつだっただろうと妻と話した。
「スキーを履かせた前の年に、ソリを持って連れて行ったんじゃないか」
私と私の妻は託児所に子供を預けたことがなく、預けようと考えたこともなかったので そういった答えが出るのは必然だった。スキーを履かせたのが3歳の時だから2歳の時か、 その程度の記憶しかなかった。

しかし写真を見ていた時、それよりも以前に行っていたことが判明した。
長男が生まれたのが1995年の10月24日(何度も自慢するようで申し訳ないが、 かの木村公宣選手と同じ日である──ただの親バカである、軽く流していただきたい)。 その翌年の3月1週目に子供をスキー場へと連れ出していたのである。 つまり、4ヶ月になったばかりの頃である。

今考えると恐ろしい。普通そんな時期に連れてなんていかない。

私の家は何故か、子供たちをどちらかの親の家に預けたりしたことが一度もない。 つまり、二人でスキーに行こうとなれば必ず子供を連れて行っていたということである。
まあ元々お互いスキーが好きだったわけだし、自然の成り行きだったのだが、 やっと首のすわったばかりの子供をチャイルドシートに括り付け、3時間近くかけて 上越のスキー場へ行ったのだ。
行ったのはルーデンス昭和スキー場(現:ルーデンス中里スキー場)。
以前から空いているスキー場で練習したい時や飛ばしたい時なんか 良く訪れていたのだが、ここは駐車場がゲレンデの目の前にある。
私の車はステーションワゴンで、現地到着時にカーゴスペースをきれいに片付け (というよりは荷物を座席に放り投げ)、そこで子供を自由にさせながら どちらかが見ている、という状態で滑っていた。
3月でそれほど冷える陽気ではなかったので、時折リアゲートを開けて カーゴスペースに腰を掛け、ごろごろする子供(といっても寝返りもしない)を 見ながら滑り降りてくる互いの姿を眺めていた。
もちろんそんな状況だから、雪の上はおろか、外にすら子供を出していない。

そんなことをしながら、3,4本滑っては交代し、3時間くらいいただろうか。

その時、長男の目に脳裏にどのくらい雪の斜面が映っていたかは知る由も ないが、雪だのスキーだのを知った一番初めであったことは間違いない。

(11-OCT-2001 wrote)

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